中東・アフリカでの活動の背景
2015年12月より、アイキャンは紛争が長引くイエメンを皮切りに中東・アフリカでの活動を開始しました。喫緊の課題である紛争下で生活する人びとの食糧提供を、地元の協力団体とともに実施しました。その間に隣国ジブチに、数多くのイエメン人難民の流入があることを受けて、2016年2月からジブチでの活動も開始しました。
ジブチ(難民キャンプ)
世界中の難民の数は年々増え続けており、*2019年末には世界人口の1%に相当する7,950万人とされています。「アフリカの角」に位置するジブチ共和国にも、隣国の危機から逃れた人びとが生活しており、そのうち約半数は18歳未満の子どもたちです。
*出典 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR) Global Trends: Forced Displacement in 2019
子どもの保護活動(過去の活動)
ジブチ国内の難民キャンプにおいて、お絵かきやスポーツを通して子どもたちが紛争等で傷ついた心を癒しながら成長できる環境を整える活動を行いました。
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イエメン(紛争下の地域)
イエメンでは、2015 年3月に紛争が激化して以来、空爆や戦闘によって多くの人びとの命が犠牲となりました。また、紛争が原因で経済と物流が止まり、深刻な食糧不足に苦しんでいます。
食糧提供 (過去の活動)
イエメン国内で最も戦闘が激しいとされる西岸地域の3州において、食糧や生活必需品を提供しました。また、首都サナア市の子どもたちに栄養改善の粉ミルクの配布を行いました。
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ソマリランド(干ばつ地域)
ソマリアでは、2011年干ばつと食糧高騰に起因する飢饉により、約26万人の命が失われました。その後も毎年のように、水不足により、多くの人びとや家畜への被害が出ています。
水源設備の建設 (過去の活動)
ソマリランド首都ハルゲイサ市近辺にある4地区において、干ばつ時にも水へのアクセスを確保するための貯水池の建設を行いました。
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