アイキャンマンスリーレポート2024年1月号

子どもの家 12月27日(サンマテオ)
「『冬募金』目標達成しました!」
報告者:事務局長 福田浩之

児童養護施設「子どもの家」は、コロナ禍でのアイキャンの事業収入縮小等により、運営の危機に直面していました。そこで、2024年1月末までに200万円を集めるという目標で「冬募金」を実施したところ、期日より約1ヶ月早く目標を達成することができました! 沢山の方に温かいお気持ちを寄せていただいたことが嬉しく、感謝の気持ちで一杯です。私たちの想いに共感し、ご協力くださった皆さま、本当にありがとうございます。お陰様で、子どもたちはクリスマスを「子どもの家」で祝い、フィリピンのお祝い事で恒例のスパゲッティを食べるなど笑顔で過ごすことができました。
現在、次の目標を掲げて、冬募金を継続しています。今も路上にいる子どもたちの命を守ることができるよう、引き続き応援のほど、どうぞよろしくお願いします。
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路上の子ども事業 12月22日(マニラ首都圏)
「路上の子どもたちへ手作りのクリスマスプレゼント」

報告者:日本事務局 吉田文

元路上の若者の協同組合カリエのメンバーが、「子どもの家」の子どもたちや、今も路上に暮らす子どもたち、ご高齢の方など約50名に、手作りパンとジュースをクリスマスプレゼントとして届けました。クリスマスは、フィリピンでは家族で過ごす大切な日ですが、路上の子どもたちはいつもの通り、物乞い等をして過ごしています。そんな子どもたちは、プレゼントを受け取り満面の笑みになりました。今回の取り組みは、カリエのこれまでの売上貯金と、11月にフィリピンを訪れた研修参加者が帰国前日、カリエから買ったパンの売上で実現しました。カリエのメンバーは「私たちなりの方法でプレゼントを贈ることができました。受け取った方々が笑顔になり、感謝されて、心温まる思いです。笑顔を見られて、特別なプレゼントを渡せてよかったと思いました。」と語りました。


物品収集活動 12月(日本)
「『未投函ハガキ』とともに届く、温かいお気持ち」

報告者:日本事務局 藤目春子

12月に入り、未投函ハガキのご寄付が増えてきました。中でもコープあいちさんは、組合員の方に毎年協力を呼びかけてくださっており、今年も続々と届いています。また、あるイベントで参加者に呼びかけてハガキを集めてくださった方は「フィリピンの子どもたちを思いながら、小さな光になれることを願って集まりました。お役に立てますように」というお手紙を同封してくださいました。他にも、新聞でハガキ募集の記事をご覧になった方からは「私は日本が貧しい時代に生まれました。子どもたちに苦しい思いはさせたくありません。協力できることがあり嬉しく思います。」というお手紙を頂きました。ハガキとともに届く温かいお気持ちに、フィリピンの子どもたちも私たちスタッフも励まされています。引き続き募集していますので、未投函ハガキ等がお手元にある方は、ぜひアイキャン日本事務局までお送りください。
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【編集者:天羽より】
「子どもたちを路上に戻すことだけは、絶対にしたくない。」私たちの強い想いに多くの方が共感し、冬募金に協力してくださったことが本当に有難く、活動を続けられることに感謝します。ぜひこれからも応援してください!