
この手で変えられる。
自分も、未来も。
アイキャンは、主にフィリピンと日本において30年以上、貧困や災害などの状況下にある人々の生活改善に取り組んでいる国際協力NGOです。誰もが力を発揮できる社会の実現に向け、一人ひとりの「できること(I can)」を持ち寄って活動しています。
アイキャンは名古屋市の認証を受けた
認定NPO法人です。
アイキャンが大切にしていること
誰もがもてる力を発揮し、未来を切り拓くことができる社会を目指して
「自分には力がない」「今の状況を変えられない」
そう感じてしまうことは、誰にでもあります。
でも「I can=私にもできることがある」という気づきが、誰かの力となり、社会を変える一歩になります。
あなたの“I can”が、未来をつくる力になる。私たちと一緒に、希望ある社会を育てていきませんか?
こんな活動をしています
「私にできることは何もない」と感じている人々が本来の力を発揮できるように。そのために必要なのは“本来の力を取り戻す過程(エンパワメント)”だと私たちは考えます。アイキャンはフィリピンと日本で、さまざまな背景をもつ人々のエンパワメントに取り組んでいます。
フィリピンでの活動
- 路上教育
- 子どもの家
- 若者の自立(協同組合カリエ)

マニラ首都圏の路上に暮らす子どもたちに対し、「子どもの権利」を教えるとともに、自らの可能性に気づき、将来を前向きに考えられるよう促す路上教育を実施しています。👉️[詳細]
路上で暮らす子どもたちの多くは出生登録がなく、教育や医療などの基本的なサービスを受けられません。物乞いや廃品回収などで生活し、日々差別や暴力にさらされています。さらに、身近に「路上で生活すること以外の生き方」を示してくれる存在も少ないため、子どもたちは路上で暮らすことを「仕方のないこと」だと無意識に思い込んでしまう傾向にあります。
アイキャンは、こうした子どもたちに対して「路上教育」を実施しています。読み書きや計算、衛生知識、薬物の危険性などを教えるほか、学ぶ喜びや「できることを増やす体験」を大切にしています。さらに、元路上生活者によるピア教育を通して、子どもたちが目指したいと思える存在に出会い、「自分も変われる」という希望を持てるよう寄り添っています。
路上教育を受けた子どもたちは、自信を取り戻し、仲間の模範となる存在へと成長しています。こうした取り組みが、路上の子どもたちの未来をひらく大きな一歩につながっています。

児童養護施設「子どもの家」では、かつて路上で厳しい生活を送ってきた子どもたちが、教育を受け、見守られ、子どもらしく生活ができる場を提供しています。👉️[詳細]
フィリピンでは都市化の影響で約37万人の子どもが路上で生活し、暴力や病気、差別、貧困といった深刻な問題に直面しています。しかし、社会保障制度や社会サービスは整備されておらず、子どもたちは物乞いや廃品回収などでわずかな小銭を得ながら、危険な環境で生き延びています。また、公的な児童養護施設はすでに飽和状態で、保護を必要とする子どもたちの多くが危険な環境にさらされ続けています。
そのようななか、一人でも多くの子どもに安心できる場所を作りたいとの想いから、アイキャンは2015年に児童養護施設「子どもの家」を建設しました。ここでは5〜18歳の子どもたちに衣食住を提供し、教育補助、医療、レクリエーション、カウンセリングなどを通じて心身の成長を支えています。家事や金銭管理の訓練も行い、自立に向けた力を育んでいます。
「子どもの家」では、常駐の寮父母や社会福祉士が子どもたちを見守り、過去のトラウマや将来への不安に寄り添っています。こうした環境のもと、子どもたちは笑顔を取り戻し、学校に通い、夢や目標に向かって歩み始めています。「子どもの家」は、子どもたちが未来へ羽ばたくための出発点となっています。

アイキャンの「路上教育」によって自らの可能性に気づき、希望を見出した若者たちが中心となり、協同組合「カリエ」を立ち上げました。自分たちの経験を力に変え、未来を切り拓こうと挑戦を続けています。👉️[詳細]
協同組合カリエは、パンや菓子(シフォンケーキ、バナナチップスなど)の製造・販売を通じて、路上での仕事に頼らない収入の選択肢をつくり出し、安定した生活を実現しています。その技術や経験は仲間同士で共有され、次世代の若者たちへと受け継がれています。
また、売上の一部を路上教育の活動に充て、かつて路上で暮らしていた若者である自分たち自身が、今度は子どもたちに学びの機会を届け続けています。さらに、次の世代の育成にも力を注ぎ、彼らが自ら考え、行動できる環境づくりにも取り組んでいます。
加えて、路上の子どもや若者の声を自治体や政府機関に届け、課題の解決に向けてともに考え、具体的な取り組みを促す取り組みも行っています。
こうした活動を通じて若者たちは、自信や自己肯定感を育み、社会とのつながりを築きながら、次のステップへと踏み出しています。
日本での活動
- 多文化共生
- 居場所づくり
- 国際理解教育

外国にルーツを持つ人々と地域がつながり、支え合う環境と仕組みを築くことで、誰もが活躍できる社会を目指します。👉️[詳細]
日本では外国ルーツの人々が増加していますが、地域の一員としてではなく「支援の対象」として捉えられることが少なくありません。そのため、外国ルーツの人々の声が地域づくりに十分に反映されず、社会参加の機会が限られている現状があります。さらに、行政や福祉機関の連携不足により、生活や教育、就労など多様な場面で困難を抱える人々がいます。
こうした背景から、アイキャンは岐阜県美濃加茂市と可児市を拠点に「相談支援」「地域づくり」「参加支援」の3本柱で活動を展開しています。生活相談や行政手続きのサポート、交流イベントの実施に加えて、外国ルーツの若者が自ら地域の一員として関われるような参加の仕組みづくりを進めています。
これらの取り組みを通じて、外国ルーツの人々が地域の一員として主体的に関わる共生社会づくりを進めています。

子どもや若者が安心して過ごし、自分らしく成長できる「居場所」を地域に広げています。👉️[詳細]
学校や家庭だけでは安心できる時間や人とのつながりを持てず、孤立感を抱える子どもや若者は少なくありません。地域に開かれた「居場所」があることで、安心して集まり、互いに支え合い、未来に希望を持てるようになります。
アイキャンは、外国にルーツを持つ若者が多く暮らす岐阜県可児市で「チルカフェ」を運営しています。ここでは、年齢や背景を問わず、若者が自由に集まり、安心して過ごせる時間を大切にしています。自身と同じ経験をした年の近い仲間と話したり、自分たちで「やってみたいこと」を提案して実際に挑戦できる場として、学校や家庭以外の「もう一つの居場所」となっています。
こうした取り組みは、若者が孤立せずに地域とつながり、自分らしく未来を描いていくための大切な基盤となっています。

教育機関や企業、自治体と連携した国際理解教育やSDGs推進活動を通して「アイキャン」な人々を増やす活動をしています。👉️[詳細]
アイキャンは、1994年から国や地域を超えた相互理解を促進する活動を展開しています。情報化が進む一方で、社会的に弱い立場にある人々の声が届きにくい現状を踏まえ、学校やイベントでの講演会を通じて、世界の課題と自分たちにできることを考える機会を提供しています。
- 学校やイベントでの講演会の実施
教育機関をはじめとする様々な機関と連携し、授業やイベントなどで国際協力に関わる講演会を行っています。主にアイキャンの事業地での活動を例に挙げながら、世界の現状に目を向けるだけでなく、その先にある「自分たちのできること」は何か、を考えるきっかけづくりを目指しています。 - 事務所訪問受け入れ
貧困問題やNGO活動などに関心をお持ちで、アイキャンでのボランティア活動等を検討している方を対象に事務所訪問を受け入れております。※人員状況によってお受けできない場合がございます。
講演会や事務所訪問受入のご依頼はこちら。
ともに活動する人々のストーリー
新たな一歩を踏み出し、未来を切り拓こうとしている若者たち
- ローレンさん
(協同組合カリエ) - カルロ君
(子どもの家) - メリアンさん
(路上教育)

母になっても、社会を変える一人として
ー路上の子どもたちの希望にー
ローレンさん/27歳 👉️[詳細]
私は13人きょうだいの一人で、幼い頃から路上で物売りや物乞いをして暮らしていました。11歳のときアイキャンの教育活動に参加し、学ぶことの大切さや自分の「可能性」に気づきました。「私も路上生活から抜け出せる」と希望を持てるようになり、14歳でアイキャンの職業訓練に参加し始めました。
その後妊娠・出産を経験しましたが、学び続けることも職業訓練で出会った仲間と起業する夢も、絶対に諦めたくないという強い想いがありました。路上の子どもたちに「夢は叶えられる」と希望を届けたかったからです。そして私は夢を叶え、仲間と起業し、高校卒業資格も取得しました。
私は母親であると同時に「よりよい社会をつくる一人」だと信じています。これからも、仲間との活動や自分自身の姿を通して、路上の子どもたちに希望を届け続けたいです。

初めて持った「夢」
ーアイキャンとの出会いで変わった僕ー
カルロ君(仮名)/11歳 👉️[詳細]
僕が6歳のときにお父さんは病気で亡くなり、その後お母さんも突然いなくなりました。僕はきょうだいと生きるため、路上で働いたり物乞いをしたりしました。夜は軒下などで寝ましたが、明日は食べられるのかなと毎日不安でした。
そんな僕に希望をくれたのが、アイキャンとの出会いです。活動に参加して文字や算数を学び、「勉強って楽しい」「学び続ければ人生を変えられるかもしれない」と思えるようになりました。今では、アイキャンの施設「子どもの家」で暮らしながら学校に通っています。
「子どもの家」では、寮母さんたちが見守ってくれているので安心して過ごせるし、ぐっすり眠れます。路上にいた頃は夢なんて考えられなかったけど、ソーシャルワーカー(社会福祉士)になりたいという夢ができました。僕が変わることができたように、僕も路上の子どもたちに「変わるきっかけ」をつくりたいです。

「私も変われるかもしれない」
ーその気づきを子どもたちへー
メリアンさん/17歳 👉️[詳細]
私は、学校に通わず路上で働きながら家族を支えてきました。それが当たり前だと思っていたし、他の選択肢はないと思っていました。
でも、アイキャンの教育活動に参加する中で「本当は学びたかった」という気持ちに気づき、勉強を始めました。また、路上生活の若者たちがアイキャンの職業訓練を経て起業した話を聞き、「私も変われるかもしれない」と思えるようになりました。
その経験から、他の路上の子どもたちにも「学ぶ楽しさ」や「自分を信じるきっかけ」を届けたいと思い、活動を始めました。学校に通っていない子でも文字や数字に興味を持てるよう、イラストを使って工夫しています。
「自分も変われるかもしれない」という気づきは、未来への希望につながります。子どもたちが自分の可能性に気づき、前に進めるよう、活動を続けていきます。
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ご希望の金額をオンラインまたは銀行振込でご寄付いただけます。特定の事業へのご指定も可能です。
お預かりしたご寄付は、その時に最も必要な子どもたちの活動や運営に、大切に活用させていただきます。
オンライン寄付
外部サイト(コングラント)のアイキャン専用ページでご寄付いただけます。
クレジットカード・GPay での支払いが可能です。
銀行振込
下記のいずれかの口座にお振込みください。
| 楽天銀行 | 支店番号:210 口座番号:7001258 |
| 三菱UFJ銀行 | 名古屋駅前支店(221) 普通 2361021 |
| ゆうちょ銀行 | 00850-6-78233 |
| PayPay銀行(旧JAPANNET BANK) | 店番号001 口座番号 4005809 |
ご寄付の使途や領収書の発行については、寄付登録フォームより必要事項をご入力ください。
口座名はすべて「特定非営利活動法人アイキャン」です。
マンスリーパートナーは、月々1,000円から一定額を自動引き落としでご寄付いただく制度です。継続的なご寄付は、子どもたちとの活動の持続・発展において非常に大きな力となります。
マンスリーパートナーになると…
・お誕生日にギフトが届きます。
・現地の子どもたちと交流する限定オンラインイベントに参加できます。
オンライン寄付
外部サイト(コングラント)のアイキャン専用ページでお手続きいただけます。
クレジットカードやGPayでのお支払いが可能です。
銀行口座振替
申込書を印刷し、必要事項をご記入・ご捺印いただき、ご郵送ください。
送付先
〒461-0002 愛知県名古屋市東区代官町39-18
日本陶磁器センタービル 5F
中部リサイクル運動市民の会内
アイキャン日本事務局
アイキャンでは不定期にクラウドファンディングを実施しています。募集期間をご確認のうえ、ご応募ください。
【御礼】クラウドファンディングが終了しました~温かい応援をありがとうございます~
多くの皆様に応援いただきましたクラウドファンディングが、昨日終了いたしました。96名の皆さまから1,399,000円ものご寄付をお預かりしました。子どもたちの「学び」を守る活動を応援いただいた全ての方々に心から感謝申し上 […]
生前に築かれた財産や、相続された財産の一部またはすべてを、アイキャンへご寄付いただく遺贈をお受けしています。
尊いご遺志はアイキャンの活動・運営に大切に活用させていただきます。
アイキャンは名古屋市の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、アイキャンが発行する寄付金領収書を使用して確定申告を行うと、税制上の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます。詳しくは、内閣府のサイト「認定NPOへの寄付について」をご確認ください。
個人の場合
個人のご寄付の場合、「税額控除」または「所得控除」のいずれか有利な方法を選択することができます。「税額控除」を選択した場合には最大約4割が還付されます。
「税額控除」の計算式: (寄付の合計額-2,000円)×40%=税額控除額
※寄付の合計額は、総所得金額の40%相当額が限度
※税額控除額は、所得税額の25%相当額が限度
「所得控除」の計算式:寄付の合計額-2,000円=寄付金控除(所得控除)額
※寄付の合計額は、総所得金額の40%相当額が限度
法人の場合
法人のご寄付の場合、一般の寄付金の損金算入限度額とは別に、特別損金算入限度額の範囲内で損金算入をすることができます。詳しくは最寄りの税務署にご確認ください。
領収書は毎年1月に、前年(1月1日~12月31日)の寄付を合計した額で一括送付いたします。その際、領収書の日付は前年の12月31日で統一します。紛失などによる再発行はできませんので、申告時まで大切に保管してください。
例)2025年1月に、2024年1月1日~12月31日までの寄付の合計額を記載した領収書を送付します。
領収書の日付は2024年12月31日です。
クレジットカード決済
ご寄付のお申し込みの翌月末にアイキャンへ入金されます。そのため、12月分の決済は翌年の入金分として扱います。
銀行口座振替
引落日の翌月月初にアイキャンへ入金されます。そのため、12月分のお引き落としは翌年の入金分として扱います。
身近なモノで応援する
- 未使用のハガキ・
切手等で寄付する - 古本・不要品で
寄付する - ソフトバンクポイントで
寄付する - Yahoo!ネット募金で
寄付する
未投函ハガキや未使用切手などを集めて換金し、アイキャンの活動のために大切に活用しています。ご自宅に眠っている1枚が、子どもたちを支える力になります。ぜひアイキャンへお送りください。事務所へ直接お持ちいただくことも可能です(お越しの際は事前にご連絡ください)。
例えばハガキのご寄付・・・
1枚で子どもたちが勉強に使うノート1冊分になります。
50枚で子どもたちの栄養改善のためのご飯30食分になります。
600枚で子ども1人の1年間の通学費用になります。
送付先
〒461-0002
愛知県名古屋市東区代官町39-18
日本陶磁器センタービル 5F
中部リサイクル運動市民の会内
認定NPO法人アイキャン
募集しているもの
- 未投函の官製ハガキ※
- 未使用の切手
- テレフォンカード
- 商品券
- 収入印紙
- 外貨(紙幣・コイン)
※未投函の官製ハガキ(切手を貼らずに投函できるもの)であれば、書き損じのものや古いものでも構いません。年賀でなくても、官製ハガキ(切手を貼らずに投函できるもの)であれば、問題ありません。
募集していないもの
- 投函済のハガキ(一度投函して戻ってきたものも含む)
- 官製ハガキではないハガキ(切手を貼る必要がある絵葉書等)
- 使用済切手等
- 残度数が9度以下のテレフォンカード
ブックオフコーポレーションとの連携による、宅配買取寄付サービス「キモチと」。不要になった本やCD・DVD、デジタル機器、ホビーなどをブックオフが買い取り、その買取金額がアイキャンの活動資金として寄付され、事業地の子どもたちを支える活動に役立てられます。
ご寄付の流れ
- お品物を梱包いただく
- 「キモチと。」アイキャンページにアクセス
- 必要事項をご入力いただく
- 宅配業者がご指定の場所に伺います(送料・手数料無料)
※集荷希望日は、翌日以降2週間先まで設定いただけます。
※ブックオフ公式オンラインストアの会員登録(無料)が必要となります。
※インターネットからのお申込みが難しい方は、電話やファックスでも手配をさせていただくことが可能ですので、お気軽にアイキャンまでご連絡ください。
TEL:052-253-7299(日月祝定休)
売れるもの一覧
当プログラムでは、本・DVDだけでなく、フィギュアやトレカ、片方だけのアクセサリー等、様々なものが買取対象となっております。
ぜひ一度こちらより買取対象品かどうかご確認ください。
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- PayPayなら1円から寄付できます。
- Yahooウォレットならクレジットカードで100円から寄付できます。
- Vポイントなら1ポイントから寄付できます。
ともに活動しませんか?
- ボランティアに
参加する - スタディツアーに
参加する - 企業・団体の
皆さまへ - 職員・インターン
になる
アイキャンの活動を一緒に盛り上げてくれる仲間を募集しています。


名古屋事務局では、ハガキや切手のカウント、会報の発送作業、イベントの手伝い、月1回の街頭募金など、さまざまなボランティア活動に参加していただけます。ボランティアに初めて参加される方も大歓迎です。
おひとりでも、ご家族やお友達と一緒でも、1回だけの参加でも構いません。まずは気軽にお問合せ、ご参加ください。
ボランティアをご希望の方は、申し込みフォーム、またはお電話・メールにてお気軽にお申し込みください。
TEL:052-253-7299(日月祝定休) メール:myican@ican.or.jp
ボランティア募集やイベントのお知らせを、メールマガジンで配信しております。ご希望の方はこちらよりご登録ください。
アイキャンでは、春・夏に定期的に開催するフィリピンでのスタディツアーと、教育機関等からの要望に応じて企画するオーダーメイドの海外研修をおこなっています。

アイキャンのスタディツアーは、フィリピンの現場での交流を通じて、参加者が社会課題を自分ごととして捉え、行動につなげることを目的としています。ツアーでは、
- 児童養護施設「子どもの家」への宿泊
- 路上の子どもたち、フェアトレード商品生産者との対話
- 地域住民の家庭訪問
などを通して、現地のリアルな声に触れる機会を提供します。観光では得られない気づきや学びを通じて、価値観が揺さぶられ、自分の「当たり前」を見直すきっかけになります。また、参加者同士の多様な背景や想いに触れることで、かけがえのない仲間との出会いも生まれます。英語力や特別なスキルは不要で、アイキャン職員のサポートも万全。お一人でのご参加も多いですが、帰国後もつながり続ける関係を築いています。このツアーは、世界とつながり、自分自身を見つめ直す貴重な体験の場です。
オーダーメイドのスダディツアーや研修については、下記までお問い合わせください。
TEL:052-253-7299(日月祝定休)
メール:info@ican.or.jp

アイキャンは国内外での活動を通して、SDGsの達成を目指しています。そのために、企業や学校など、私たちとともに歩んでくださるパートナーを募集しています。
ぜひ、世界を変える一歩を私たちと「ともに」歩んでください。

アイキャンでは、不定期に職員やインターンシップの募集を行っています。
あなたの「できること」、私たちの「できること」、そして誰かの「できること」を集めて、ともに活動しませんか?
アイキャン代表ご挨拶

いつもアイキャンの活動に温かいご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
1994年にフィリピンで活動をはじめたアイキャンは、昨年30周年という節目を迎えることができました。そして今年、31年目の一歩を踏み出しています。長きにわたり活動を続けてこられたのは、応援してくださる皆さまのお力添えがあったからこそと、改めて御礼申し上げます。👉️[詳細]
私自身は、2006年にアイキャンマニラ事務所で医療ボランティアを始めたことをきっかけに活動に加わり、気づけば約20年が経とうとしています。
当時、アイキャンはケソン市パヤタスのごみ山のふもとでクリニックを運営していました。
巨大なごみ山の中から換金できるものを拾い、その日暮らしをしている住民の中には、作業中の怪我や、劣悪な環境で病気になっても、医療機関までの交通費がなく受診できない人が多くいました。そこでアイキャンがクリニックを運営し、ヘルスボランティアを育成することで、地域住民とともにコミュニティの健康を守ってきたのです。
そのクリニックは、ごみ山の閉鎖とともに役割を終えましたが、今も同じ場所で、形を変えて活動を続けている住民たちがいます。
時代とともにアイキャンの活動も変化し、現在はマニラ首都圏での児童養護施設の運営を軸に、フィリピンの子どもたちを取り巻く課題に取り組んでいます。
どの時代においても、住民とともに歩む姿勢は変わっていません。
こうした活動のなかで、何度も「続けられるかどうか」という壁にぶつかってきました。
現在もなお厳しい状況が続いていますが、フィリピンでの経験を活かし、日本国内でも外国にルーツをもつ子どもたちやその家族が抱える問題の解決に取り組んでいます。これから日本国内で暮らす外国人が増える中、多文化共生や異文化理解といった分野で、アイキャンの活動がより世の中で求められてくると信じて活動を続けています。
私自身も複雑な環境で育ちましたが、いつも誰かが手を差し伸べてくれたおかげで今があります。だからこそ私は、今は困難な状況にある子どもたちも、周囲の支えがあれば自分らしく成長していけると信じています。
31年目を迎えた今、私たちは改めて子どもたちの未来を大切にしながら活動を続けてまいります。これからも変わらぬご支援とお力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
イベント・ニュース
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メディアで紹介されました
これまでの受賞歴
| 受賞時期 | 受賞内容 |
|---|---|
| 2025年6月 | 公益財団法人社会貢献支援財団「第63回 社会貢献者表彰」受賞 |
| 2025年5月 | 第11回プラチナ・ギルド・アワード特別賞受賞 |
| 2011年 | フィリピン教育省12地区最優秀NGO受賞 |
| 2010年7月 | 平成22年度外務大臣表彰(改称前の「アジア日本相互交流センター」として) |
事業・会計報告
会報
年次報告書
- 2024年度
- 2023年度
- 2022年度
- 2021年度











