
福田 浩之
Hiroyuki Fukuta
事務局長

大学時代に制度では対応できない人々のニーズを目の当たりにし、制度の改善や制度の狭間を埋める取り組みが必要だと思い、2012年よりフィリピン大学地域開発学部で修士を専攻開始。2013年よりアイキャンに入職。社会福祉士免許保持。 👉️ご挨拶
私は、2023年に理事及び事務局長に就任しました。それまでの10年間、私はフィリピンに駐在し、そこに暮らす人々とともに活動してきました。その10年間は、憤り、葛藤、喜びなど様々な想いで溢れていました。子どもたちが、学校に行きたくても路上で生活せざるを得ない状況。どれだけ国が発展しても、子どもたちの状況が変わらない社会構造。そのような現実に打ちひしがれることも多々ありました。 しかし、希望を見たのも確かです。路上で生活していた子どもたちが、アイキャンの活動を通して、同じ境遇の仲間や信頼できる大人と出会い、路上生活から抜け出していきました。その若者たちは、自分たちでビジネスをするとともに、路上から抜け出した自身の経験を活かした教育活動を路上の子どもたちに実施しており、彼ら・彼女らの模範的存在になりました。この10年で見たものは、途方もない課題と絶望ではなく、一人ひとりの力に裏付けられた確かな希望でした。 日本にも、様々な事情によって自分らしく生きることを制限されている人々がいます。人々はそのような状況下で、「仕方がない」「私には無理だ」と諦めてしまうこともあります。しかし、アイキャンは「私たちはできる(ICAN)」と声を大にして叫び続けていきます。 一人では実現が難しいことでも、一人ひとりが「できること」を見つけ、協力し合う。その仕組みを整えれば、自信を無くした人も、制限がある人も、どんな人でも活躍することができるはずです。それは、様々な立場の人とともに活動し、課題を解決する経験を通して確信した、アイキャンの信念です。 これまで、ご寄付やボランティア等、様々な形で「できること」を実践してくださった方々のおかげで、活動を続けることができました。社会の変化に応じて柔軟に対応しつつも、私たちは「一人ひとりのできること」を大切にして、これからもあなたと「ともに」社会課題に取り組んでいきます。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

吉田 文
Aya Yoshida
事業部

学生時代、貧困により命を落とす人々を目にし、憤りを感じる。卒業後、民間企業の営業職に就くが、貧困解決に携わりたいと2009年にアイキャン入職。過酷な環境でも強く優しく生きる事業地の人々、そして日本のパートナーさんから「気づき」や「力」をもらいながら日々活動。
一言:「いつも笑ってなさい、そうすれば困難は逃げていくから」。現地の方がくれたこの言葉を大切に活動しています!
趣味/その他:クライミング/教員免許

藤目 春子
Haruko Fujime
総務/事業アドバイザー

中学時代、教育を受けられない子どもの存在を知り、国際協力に関心を持つ。国際関係(修士)修了後、国連、NGO、政府機関等で国際協力に従事。経歴の約半分を、アジアやアフリカの現場で過ごす。当初アイキャンにはボランティアで関わっていたが、「誠実に活動している団体」と感じ、2016年に入職。経験と、年の功を生かせるよう奮闘中。
一言:どんな状況にある、何を大切にしている、どんな人なのか。関係する全ての方への想像力を大切に仕事をしています!
趣味/その他:水泳、料理

庭田 美環
Miki Niwata

中学時代を海外で過ごし、路上で働く子どもたちを見たことをきっかけに、大学生ではインドで教育支援をするサークルで活動。物流企業での法人営業や現場オペレーションを経て、アイキャンの「人々とともに」という活動指針に共感し、2019年入職。
一言:アイキャンを通じて、国際協力を身近に感じてくれたら嬉しいです!
趣味/その他:映画鑑賞・世界の料理食べ歩き

長谷川 薫
Kaoru Hasegawa

海外で暮らした経験から、世界の貧富の差に対して何かしたいと考え始める。大学卒業後は約7年の貿易事務に従事。その後13年主婦業に専念。息子が幼稚園の時にアイキャンと出会い、運命を感じて職員に応募。2017年入職。息子と、「子どもの家」に入居する子どもたちは同年代。彼らの健やかな成長を願い日々活動している。
一言:多くの方の温かいお気持ちに日々励まされています!皆さんの思いを直接的に現地に届けられることが喜びです!
趣味/その他:絵本の読み聞かせボランティア

天羽 由実子
Yumiko Amoh

大学時代、国際協力NGOと出会い、世界の課題に対し学生でもできることがあると知り、衝撃を受ける。以来ボランティアに専念するが、中部地域で国際協力に携わる機会は少なく、自分が機会を作る側になりたいと考えるようになり、福祉機器の商社、財団法人での勤務等を経て2012年入職。2児の母。
一言:皆さんの「できること」の輪を広げ、私自身の「できること」も増やしていきたいです!
趣味/その他:スキューバダイビング/社会福祉士、教員免許
「私たちは、『アイキャンな人』とともに活動しています」

アイキャンな人

さまざまな考え方、経歴、バックグラウンドを持ち、寄付やボランティア、スタディツアーへの参加等で自分に「できること」を実践している。国際協力に興味がある以外にも、学びや仲間づくりを求めて参加する場合もある。また、一人で参加したり、友だちと参加したり、学校単位で参加したり、その形や目的も多種多様。
一言:私たちと『ともに』活動しませんか? (https://ican.or.jp/#join_us)
趣味/その他:アイキャンな仲間を増やすこと