アイキャンの理念


■ビジョン (目指す社会)
誰もがもてる力を発揮し、未来を切り拓くことができる社会

■ミッション (果たすべき役割)
1、多様な背景を持つ人々の声に耳を傾け、誰もが自らの可能性と社会が抱える課題に気づく機会をつくります
2、その気づきを育て共有することで、課題解決に取り組む力を伸ばします
3、その力を持ち寄りつなぐことで、望む未来をともに目指します

■行動指針
人々の「ために」ではなく、人々と「ともに」。
Not “for” the People, but “with” the People.

アイキャンは「誰もがもてる力を発揮し、未来を切り拓くことができる社会」を目指して活動しています。フィリピンの路上で暮らす子どもたち、日本に暮らす外国にルーツを持つ人々をはじめ、社会構造上弱い立場に置かれたり、少数派となり声を上げにくくされた人々。彼ら・彼女らは、社会の制度や仕組みの隙間に落ち、力を発揮するチャンスが限られている現実があります。
一見、遠い世界の話に思えるかもしれません。しかし、格差や孤立が進む今の社会で「制度の隙間」に落ちる可能性は、誰にでもある時代です。だからこそ「力を発揮できる社会」を私たち一人ひとりの手でつくっていくことは、弱い立場や少数派に置かれた人々のためだけではなく、全ての人にとって非常に重要だと考えています。
アイキャンという団体名には「I can=一人ひとりのできること」という想いが込められています。アイキャンは次の3つのステップで「一人ひとりのできること」をつなぎ、目指す社会を実現しようとしています。

①できることに気づく
②できることを増やす
③できることを持ち寄る

一人ひとりが「自分にもできることがある」と気づき、学びながら、他者とつながっていく中で「自分の未来を切り拓く力」を取り戻していきます。アイキャンは、そんな一人ひとりの歩みに寄り添いながら、自らもまた「社会の一員」としてどう生きるかを考え、行動しています。アイキャンの活動は、私の「できること」と、あなたの「できること」、そして誰かの「できること」が出会うことで広がっていきます。
未来は、誰かに与えられるものではなく、私たち自身の手で「ともに」つくるもの。ぜひあなたの「I can」をこの社会で形にしてみませんか?